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 ■ ブックレビュー
 
 
001

cover 質問力―話し上手はここがちがう 齋藤 孝 (著)

 

この本を読むべき人 :
「気が合う人意外とは、会話が続かない」。私も含め最近なぜだか感じませんか?そもそも気が合うとは何でしょうか?これらの根本的原因は「他人への思いやり」が足りないからでは?そういう意味で、「日本人全般が対象」です。

ビジネス実用度:
ビジネスで成功するには、深く付き合える人の数によると思います。そのためには会話をするしかないわけで、会話の技術は基本的に文書やメールにも通じるわけで...。その点で実用性はかなり「高」レベルです。

ビジネス即効性:
読みやすい内容のわりに、本書の技術的レベルは高い。かなりの訓練が必要である。だが、本書のポリシーは今からでも心がけるべきであるため、即効性は「中」。

内容の難解さ:
平易な文章でかつ実例も多く、「読みやすくわかりやすい」。
読み終えて一言:「真の頭の良さとは何かを考えさせられました。」


「頭の良さとはなんだろう」
ときどき、こんなことを考えることはありませんか?
私が思うに、頭の良さとは、
「見・聞・触」などのinput能力、
「理解」するunderstand能力、
「実行」するoutput能力
以上の3つの能力に秀でていることを言うと思う。

ここで注目したいのがinput・understand・outputという3つの工程である。
これはこのまま、通常の人が学習する工程そのままである。

また、この3つの工程で成り立っているものは、人と人とのコミュニケーション。
コミュニケーション能力も「頭の良さ」を如実に表すのも、うなずけるものである。

この書籍「質問力」では、上記の3つの工程のうち「input」。そのなかでも
「聞」に焦点を当て解説している。

著者は、「聞」をさらに一歩進めて「情報を引き出す能力」へと展開してゆく。
具体的に言うと「質問力」とは、「質問することでコミュニケーションを深める」ことを目的とする「技術」である。

本書では、第二章で「いい質問とは何か?」を定義し、これを行なうためのテクニックを第三章以降解説している。
第三章以降のテクニックについては、著名人たちの対談などからの引用により具体的に解説が行なわれているが、私たちが自分の会話に取り入れてゆくとなると、かなりの経験が必要となるだろう。これについては第一章の例にならい、「日常生活における訓練」を意識して行なうべきであろう。
その点、第二章の「いい質問とは何か?」という定義を十分に理解し、日常会話の中でいつも意識しているようにすると良いかもしれない。

この「質問力」という「技術」を磨くことでどういう利益を得ることができるのか?
巧みな質問をすることにより、まず他人から得る「情報の質」が良好となる。
これにより、素人でも質問如何によって「その道の優れた人から上質な話を聞きだす」ことができる。
また、単純に考えても、自分より優れた人と対等に会話を行なうことにより「人間が成長していくのにもよい」。これは、「テニスのラリーを上手い人と行なううちに自らの技術も上達してゆく」のと同様である。

この本を読むだけでは、本書の”帯”に書かれている「初対面の人と3分で深い話ができる!!」ということは無理だと思うが、著者の言うように、「質問力」を意識する習慣づけを行なうだけでも、「会話の質」に変化が見られるのも事実である。

 

 
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